日 時:令和元年8月8日(木)19:00~
会 場:宮崎県医師会館 2階研修室
講 師:(有)岡元調剤薬局 岡元俊雄 先生
演 題:「 薬局のあり方と今後の展望 」
出席者の状況
64名 〈医師:9名 看護師:23名 薬剤師:23名 セラピスト:9名〉
今回は、薬剤師 (有)岡元薬局 岡元俊雄先生をお迎えして、在宅医療における「薬局のあり方と今後の展望」と題してお話しをしていただきました。
地域に求められる薬局としての取り組みをご紹介いただきました。国が求める薬剤師とは何か、かかりつけ薬局の薬剤師の機能を果たすために、どのような課題があり、実際にどのように取り組むべきか、ユーモアを交えながら大事なお話をいただきました。在宅医療推進の先生方からは、『地域の在宅患者さんのお薬管理をしていただき、大変心強い』との意見も聞かれました。
医療介護連携ICT企画検証委員会
日時:令和元年6月25日(火)19:00~
会場:宮崎市保健所 1F研修室B
<報告事項>
1)宮崎市郡在宅医療介護情報連携システム運営委員会報告
<協議事項>
1)MICTの諸手続き書式について
2)在宅Man・Go!の活用方法について
・具体的な共有すべき書類について
・様式集
3)その他
以上の内容で、会議を行った。
日 時:令和元年6月13日(木)19:00~
会 場:宮崎県医師会館 2階研修室
内 容:「論理的な思考が困難な介護者である息子と訪問看護とのかかわり
-在宅での看取りを通して- 」
・訪問看護ステーションのびやか
看護師 多田 綾子 氏
所 長 赤松 峰子 氏
・医療法人青葉会のざきクリニック
院 長 野﨑 勝宏 先生
出席者の状況 111名 〈医師13名 看護師39名 薬剤師12名 セラピスト23名 ケアマネその他24名〉
内容:主介護者が理論的な思考が困難な状態。ターミナルの期間が長期化する中で家族の不安を軽減させる方法は・・・・
主介護者の介護力不安があり、他の兄弟から入院したほうがよいと言われた場合、どのように判断したら良かったか、最期まで介護者の意向を尊重すべきか・・・
グループワークで活発な事例検討がされました。多職種で関わることで、在宅での看取りをすることができ、主介護者は介護の達成感を感じることができたとの報告で締めくくられました。
令和元年5月11日(土)14:00よりニューウェルシティ宮崎において
通常総会を開催し、下記について審議され承認されました。
報告 平成30年度事業報告の件
平成31年(令和元年)事業計画の件
平成31年(令和元年)予算の件
議事 第1号議案 平成30年度 決算の件
第2号議案 役員改選の件
※出席者 66名(出席者22名・委任状44名)
5月11日(土)通常総会が開催され、総会終了後は在宅医会会員ならびに県内の各医療機関・行政・施設等の多職種の方々164名の参加で学術講演会を開催しました。
30年度より取り組んでいる在宅ICT構築は2年目を迎え、今後の医療介護連携に
広がりをもたせています。在宅医療の現場に即した内容は、参加者の皆様より好評をいただくことができました。また講演会終了後に開催した多職種交流会では、それぞれの立場で交流を深めることができました。
1.日 時 平成30年 5月11日(土) 14:00
2.会 場 ニューウェルシティ宮崎
3.次 第
1)宮崎市郡在宅医会通常総会 14:00~14:25
2)講 演 14:30~15:10
「家族との連携をベースとした早期アルツハイマー型認知症患者でのガランタミン投与の効果」
講師 長崎大学医歯薬学総合研究科医療科学専攻 保険科学分野
教授 佐藤 克也 先生
説 明 会 15:15~15:30
「医療介護連携-在宅版ストックカルテについて」
講師 あけぼの診療所 國枝 良行
基調講演 15:40~16:40
「メディカルケアステーションを用いた多職種連携について
~東京都・豊島区の取り組みと今後の展望~
講 師 豊島区医師会理事 土屋医院院長 土屋 淳郎 先生
3)多職種交流会 17:00
講演会出席者の状況
164名 〈医師:34名 看護師:52名 薬剤師:3名 ケアマネ・介護士:35名
セラピスト:17名 事務:1名 行政:6名 その他:16名 〉
日 時:平成31年 4月11日(木) 19:00
場 所:宮崎県医師会館 2階研修室
講 師:みえeatデンタルクリニック 院長 清山美恵 先生
演 題:「 在宅で美味しく食べてもらうために 」
-摂食嚥下リハビリテーションにおける多職種連携-
出席者の状況
52名 〈医師:11名 看護師:29名 薬剤師:2名 セラピスト:13名
今回は、歯科医師 みえeatデンタルクリニック 院長 清山美恵先生をお迎えして、「在宅での口腔ケア」についてわかりやすくお話しをしていただきました。
「食べることと口腔ケアの関係」をテーマに大事なお話をいただきました。日常的に口腔ケアを実施することに加え、歯科衛生士による専門的な口腔ケアを実施することで肺炎発症率は減少する、「食べることは生きること」「食べさせれば肺炎が早く治る、入院期間が短くなる」。。。。など有益な講演でした。
第2回ICT企画検証委員会を平成31年3月5日(火)宮崎市郡医師会病院にて開催いたしました。
第10回在宅医療実践のための多職種協働研修会~事例検討を踏まえて~
日 時 平成31年2月14日(木) 19:00~
会 場 宮崎県医師会館2階 研修室
内 容:「病院から在宅へ繋がる連携支援-私たちはどうすべきだったのか
―退院カンファレンスを振り返る-」
・ナーシングセンター・オーシャン
看護師 川﨑 愛弥 氏
管理者 中村 真里 氏
・医療法人宮崎ホームケアクリニック
院 長 長澤 伸二 先生
出席者の状況 88名 〈医師17名 看護師33名 セラピスト20名 ケアマネその他18名〉
今回は、かかりつけ病院と在宅医療医師との間を、訪問看護の立場での連携のあり方に焦点をあて、主治医、患者本人やそのご家族、支援者の連携の難しさや大切さをまとめた事例でした。現場の医師・看護師が主導権を持ち、どの職種がどの職種に、何を連絡、相談をすれば良いのかしっかり決めて進めることの重要さを再認識した等の意見が聞かれました。
在宅医療に関わる医師の知識向上や情報交換、また多職種との連携によって住み慣れた地域で患者さんの望まれる医療を、最期まで提供できる体制を構築するため、宮崎市と協働で財源の確保ができ、宮崎市郡の地域包括ケアシステムの第一歩を踏み出すことができました。システムアプリケーションクラウド構築費、在宅版ストックカルテ開発費等々に加え、使いやすいツールとして完全非公開型医療介護専用SNS:メディカルケアステーションを導入し、実証実験レベルで稼働をはじめました。
稼働させる上では、運用等を検討するため多職種による委員会を設置し、在宅版ストックカルテの内容検証を重ね実用化し、運用ポリシーに基づいた実証のための研修会を開催しました。
【ICT企画検証委員会】
平成31年1月29日(火)宮崎県医師会館
【ICT研修会】
平成31年1月29日(火)宮崎県医師会館
日 時:平成30年 12月13日(木) 19:00
場 所:宮崎県医師会館 2階研修室
講 師:宮崎市郡医師会病院緩和ケア科
医長 内藤 明美 先生
演 題:『終末期ケアのエビデンス』
出席者の状況
92名 〈医師:29名 看護師:55名 セラピスト:8名
今回は、宮崎市郡医師会病院緩和ケア科に平成30年4月より赴任された内藤明美先生にご講演をお願いいたしました。終末期におけるオピオイドの紹介や輸液、また、予後予測や告知、看取りにいたるコミュニケーション等、「心」と「エビデンス」のバランス良いケアについてお話いただきました。